ミャンマーの被災地では、きょうから日本の緊急援助隊が医療支援を始めています。
軍事政権を正式に承認していない日本は、当局などとの様々な調整が必要となりましたが、マンダレーで医療支援を始めました。
市役所の駐車場に設置された仮設の診療所には、さっそく多くの市民が診療を受けに訪れています。
地震でけがをした人や感染症の患者、病院が被災して通院できなくなった人など、1日100人程度を受け入れるということです。
ミャンマーでは、日本を始め少なくとも17の国が救援隊を派遣していますが、活動はマンダレーのような都市部に限られていて、農村部など戦闘地域の周辺には行き渡っていないのが現状です。
こうしたなか、ミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン総司令官はタイで開かれた周辺諸国との国際会議に出席しました。
各国に支援を呼びかけるその裏には、震災を政治利用して国際社会に軍政を承認してもらいたいとの思惑も透けてみえますが、総司令官はJNNの問いかけに無言で会場をあとにしました。
ミャンマー軍は戦闘停止を宣言したあとも空爆を続けていることから、情勢が再び不安定になれば、今後の国際支援にも影響が及ぶことは間違いありません。
注目の記事
「あの日までのお母さんも死んだ」“たった15分の横着”が奪った夫と日常 1枚800kgの鉄板落下事故 被害者家族が訴え「被害者にも加害者にもさせないために」


乳房再建は “形” でなく “生き方” 取り戻す治療…富山大学で進む乳房再建の最前線

祖母を殺された小学4年生は今・・・「事件が私の人生を変えた」 山口県連続殺人放火事件から12年 被害者遺族が事件を振り返る

ドリフト?公園を暴走し荒らしたのは白のRV車 今も公園は痛々しいまま…一時の快楽で逮捕された男の行為 泥には証拠となるタイヤの痕 町は損害賠償請求も視野(山形・山辺町)

19歳で書店をオープンさせた大学生 置いてあるのはほぼ“学習参考書” 開店費用は300万円 給料ナシ 夜は塾の先生に

毒をもつ美しいチョウ「アサギマダラ」は「鬼滅の刃」のあのキャラクターそっくり?
