建設現場や農業用などさまざまな分野で活用されているドローン。

山口県岩国市の小中学生が4日、基本的な操縦を体験しました。



市内のスポーツクラブに所属する小中学生21人が参加しました。

スポーツ分野でもドローンの使用が増えてきたため、子どもたちに体験してもらおうと体育協会などが主催しました。

操縦を教えるのは、市内の建設会社「ミヤベ」の社員です。



測量用のドローンを使って、操縦のしかたを指導しました。

基本操作を覚えたあとは、決められたコースでタイムを競いました。



参加者(小学5年)
「違う方向に行くなどすごく難しかったけど、楽しかったです」

参加者(中学1年)
「ドローンに少し興味を持てたし、こういう体験ができてとても楽しかったです」

建設業界では、ドローンの空撮映像を3D化することで、現場に行かずに距離や面積を測ることができ、時短にも役立っているそうです。

ミヤベ 新入社員 相島翔さん
「やっぱり経験をしないと興味がわかないし、何も知らないから。学生時代にドローンを経験したうえで、楽しいなと思ったのでこの職に就きました」

ミヤベ 営業部 大谷達哉さん
「子どもたちにもいっぱい知ってもらって、仕事として向き合ってもらえたらうれしいかなと思います」

子どもたちは夢中になって、歓声を上げながらドローンを追っていました。