宮崎県五ヶ瀬町の浄専寺では、見ごろを迎えた樹齢300年のしだれ桜がライトアップされ、訪れた人たちを楽しませています。

やわらかな光に照らされ、夜に映えるしだれ桜。五ヶ瀬町三ケ所にある浄専寺のしだれ桜は、およそ300年前の江戸時代、9代目住職が京都から苗木を持ち帰って植えたものと伝えられていて、県の天然記念物に指定されています。

今年の開花は例年より1週間ほど遅れ、現在7分咲き。

訪れた人たちは写真を撮るなどして、春の訪れを感じていました。

(延岡から)
「こんな老木なのに一生懸命咲いているのはすごいなと思った」
「明るいときに見て、いま暗くなってライトアップされているのはきれい」

浄泉寺のしだれ桜は今月10日ごろまで楽しめるということ、でライトアップは午後6時半から午後9時までとなっています。

【参考】
ライトアップは午後6時半から午後9時までで、桜が散り始めるであろう10日以降に終了する予定。境内は24時間立ち入り可能となっている。