今月20日に投開票が行われる松江市長選挙に3日、新たに2人が立候補を表明しました。すでに現職の上定市長は立候補を表明していて、選挙戦が確実となりました。

中澄政彦 氏
「人生の半分は松江にお世話になっております。その恩返しとしましても、しがらみのない立場から、この松江の状況に突破口を開きたいと思いまして、松江市長選へ出馬することにいたしました。」

3日午前、立候補を表明したのは、無所属の新人、中澄政彦さんです。

松江市で飲食店を経営する中澄さんは、大阪府豊中市出身の37歳。

「無所属」で立候補し当選後に、政党の会派に所属する地方議員などを問題視し、選挙の際に党籍などの明示を義務付ける仕組み作りや、早期の出生率回復などを掲げました。

村穂江利子 氏
「政治の責任は、住民の命・健康、そして安全、これを優先するものでないといけない。私は、福祉・暮らし応援で、安心・安全な松江をつくる」

3日午後、立候補を表明したのは共産党の新人、村穂江利子さんです。

村穂さんは益田市出身の56歳。
去年の衆院選島根1区に共産党公認で立候補し落選しました。

村穂さんは、学校給食費の値上げ、高層マンション建設問題を例に挙げ、上定市政は市民に冷たいとし、痛みの分かる市政を目指すとしました。

今月13日告示、20日投開票の松江市長選挙には現職で2期目を目指す上定昭仁さんがすでに立候補を表明していて、選挙戦が確実となりました。