航空自衛隊は、大阪・関西万博の会場で「ブルーインパルス」が展示飛行を行うことにあわせて、通天閣など大阪の名所も周遊すると発表しました。

内倉浩昭 航空幕僚長
「これから始まる万博の機運を一層高めることに貢献できればと考えております。多くの皆様に最高の展示飛行をご覧いただけるよう、準備には万全を期してまいります」

ブルーインパルスは、大阪・関西万博が開幕する今月13日、大阪府の夢洲会場の上空でアクロバット飛行などを披露する「展示飛行」を行う予定です。

航空自衛隊によりますと、ブルーインパルスは午前11時40分ごろに関西国際空港を離陸し、大阪城、太陽の塔、ひらかたパーク、通天閣など、大阪府内の上空を周遊し、正午ごろ、夢洲会場上空で展示飛行を行うということです。

大阪府内の上空を周遊することについて、空自トップの内倉空幕長は「日頃、ブルーインパルスを見ることができない方々にしっかりと空を見上げていただき、未来を担う子どもたちが笑顔や希望を持ってもらえれば」と語りました。

また、当日の飛行プログラムについては「万博のテーマをイメージした演目を構成している。本番までのお楽しみにしていただきたい」と話しています。