馬に乗りながら的に向けて矢を放つ「流鏑馬」が、満開の桜が咲き誇る宮崎神宮で行われました。

平安時代末期から伝わる神事「流鏑馬」。
宮崎神宮では、五穀豊穣を願って、毎年4月3日に行われています。

3日は大勢の見物客が見守る中、鎌倉時代の装束に身を包んだ高校生から60代までの騎馬武者たちが次々に登場。

236メートルの馬場を駆け抜けながら、59センチ四方の3つの的に矢を放ちました。

馬場から的までの距離は5メートルで、見事、的に命中すると、会場からは大きな拍手が沸き起こっていました。

(訪れた人)
「馬が人が乗って、矢を放つところがよかった。かっこよかったです」
(中国から訪れた人)
「中国の上海から参りました。初めてこのような行事を見ましたので、すごくおもしろいなと感じました」

満開の桜の下、訪れた人たちは勇壮な伝統行事を楽しんでいました。