宮崎大学では入学式が行われ、新入生たちが夢と希望を胸に新たな学生生活をスタートさせました。
新入生の中には、先日、地震に見舞われたミャンマー出身の留学生の姿もありました。

宮崎大学には、今年度、5つの学部と大学院などにあわせて1374人が入学しました。

式では、新入生を代表して農学部の田島由紀子さんが誓いの言葉を述べました。

(新入生代表・農学部 田島由紀子さん)
「地域社会や国際社会の発展に貢献できる人材になれるよう日々勉学に励むことを誓います」

このあと、鮫島浩学長が「世界を視野に、宮崎大学の新たな歴史の一歩を着実に踏み出してくれることを期待しています」と新入生たちを激励しました。

(医学部に入学)
「地域に根ざして地域のために貢献できる医者になりたいと思っている」
(教育学部に入学)
「小学校の教員になりたい。学校に来ている子どもたちが楽しいと思えるようなクラスとか学校を作っていきたい」

(工学部に入学)
「機械をいじって、システムを作るのに憧れている」
(母親)
「大学生活でエンジョイして、チャレンジして、頑張ってほしいと思っている」

また、会場には、先日、地震に見舞われたミャンマー出身の留学生の姿もありました。

(ピャイ・ピャイ・ツュエ・シンさん)
「めっちゃ心配して、何もできなくて、寄付とかお祈りだけしますので…」
(メイ・ウー・キンさん)
「皆さんの幸せを願っています」

故郷で発生した災害に不安が残るなか、大学生活に向けて意欲を語ってくれました。

(ピャイ・ピャイ・ツュエ・シンさん)
「(将来は)日本で就職したり、私たちの人々に(母国に)助かることができることを考えて楽しくしたい、頑張りたい」

新入生たちは、今月7日から講義に臨むことになっています。