読谷村のチビチリガマで、今月5日の慰霊祭を前に清掃活動が行われました。80年前の沖縄戦でアメリカ軍が沖縄本島に上陸した翌日の4月2日、読谷村波平のチビチリガマで「集団自決」が起き、83人が犠牲となりました。

読谷村観光協会は年に2回清掃活動を行っていて、慰霊祭を前にした2日は約40人が参加し、ガマ周辺の草刈りなどをしました。

▼遺族会 與那覇徳雄 会長「これ(清掃活動)恒例になっていますので、私ども遺族会としては大変助かっております。(慰霊祭では)みんなでまた平和を祈りたいと思っています」

清掃活動のあとには平和ガイドによる講話も行われ、参加者らは80年前にチビチリガマで起こった出来事に思いを馳せながら耳を傾けていました。

チビチリガマの慰霊祭は5日に行われます。