日本郵政の増田寛也社長は、グループ内で不祥事が相次いでいることについて「痛恨の極み」と述べました。6月で退任することについては、「大幅な若返りを図るためだ」と説明しています。
日本郵政 増田寛也 社長
「今回の非公開金融情報(の流用問題)は本当に痛恨の極みであります」
日本郵政の増田寛也社長は、かんぽ生命による不適切な保険販売問題を受け、2020年に社長に就任、内部通報体制などを整備し再発防止を進めてきました。
しかし、グループ内では去年、延べおよそ1000万人分の顧客情報を不正流用していた問題が発覚。また、配達員の飲酒の有無を確かめる「点呼」が適切に行われず、去年5月には業務中に酒を飲んで、酔った状態で配達した事案も発生しています。
6月の株主総会で退任する増田社長は不祥事との関係は否定し、後任については「外部に優れた経営者がいれば当然それが有力な候補だが、“火中の栗”を拾う人はいなかった」と説明しました。
日本郵政 増田寛也 社長
「時計の針を進めて大幅にやっぱり若返りをし、多様な人材を登用していく」
後任の社長には、増田氏より20歳近く若い、現在54歳の根岸一行常務が就きます。旧郵政省出身者が日本郵政の社長になるのは初めてです。
根岸氏は「不祥事が続発をしているので、その是正、再発防止、組織改革が最優先の課題だ」と強調しています。
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