山口県萩市の山間部の集落で、地元の人たちが育てたラッパスイセンが見ごろとなっています。

黄色と白の花が今を盛りと咲き誇っています。

萩市紫福にある小野田集落です。
市道沿いのおよそ600メートルにわたって、ラッパスイセンが見ごろを迎えています。普通のスイセンに比べ少し大きめで、真ん中の副花冠と呼ばれる部分がラッパのように突き出ているのが特徴です。

集落の9戸の住民が20年ほど前、地域を元気にしようと植えました。

株が自然に増え続けたり住民が植え足したりして、今ではおよそ6万本の花が咲き並んでいます。

住民は6戸にまで減ってしまいましたが、これからも増やしていきたいということです。

天候に恵まれれば、今月10日ぐらいまで見ごろが続きそうです。