合言葉は「新入社員をひとりぼっちにしない」です。
愛媛県内の中小企業の新入社員を集めた合同入社式が、松山市内で行われました。
中小企業の経営や採用活動などを支援する「県中小企業家同友会」による合同入社式は、採用人数の少ない傾向にある会員企業の新入社員に同期や仲間を作ってもらおうと、2012年から行われています。
2日は様々な業種の8社から14人の新入社員が参加し、それぞれの紹介のあと代表者2人が決意を述べていました。
出席した新入社員は…。
(義農味噌に入社・弓立夢魅子さん(18歳))
「今から社会に出る仲間がたくさんいることを知ってとても安心した。まだ高校を出たばかりで、社会人としてまだまだ未熟だが、これから社会のことをたくさん知って、会社の売上などにも貢献したい」
(公益社(葬祭業)に入社・福山昂弥さん(25歳))
「僕の家がもともとお寺で、そういう業界にすごく興味あった。しっかり人の心に寄り添う仕事をしたかったのでぴったりな仕事を選んだ。周りの方々も自分同様不安な思いがあるなかで、こういう機会があるのはすごくありがたいし、今後の励みになるよう活かしたい」
式に参加した新入社員らは、2日と3日の2日間で社会人としての基本的マナーなどを学んだあと、それぞれの会社で新たな一歩を踏み出します。
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