コメが高い今だからこそ、せっかく買ったなら少しでも美味しく食べたい!そんな願いに応える意外な食べ方や便利アイテムを、“本丸”農林水産省に聞きました。
ご飯が「心が穏やかになる美味しさ」
「フライパンでも美味しく炊くことができます」

こう話すのは、農水省“コメ担当”の竹内さん。ご飯の美味しい食べ方としておススメの1つは「フライパン炊飯」だといいます。
農産局穀物課・竹内茉純さん:
「フライパンだと、なべ底が広くなっていてお米が対流しやすくなるので一粒一粒がふわっとしたお米が炊ける」
〔1〕洗った米1合に水220mlをフライパンに入れ30分ほど浸す
〔2〕強火にかけ、温度が均一になるよう沸騰するまで木べらで混ぜる
〔3〕沸騰し始めたら弱火に。フタをして約10分待つ
〔4〕最後に1分間強火にしたら火を消して、5分以上蒸らせば完成

一見大変そうですが、竹内さんによると「お米と向き合う時間が持てるので、食べた時により美味しく感じる」とのこと。
実際にやってみると、ご飯はふっくら、きつね色のおこげもいい感じにできています。

THE TIME,マーケティング部 杉山真也アナ:
「静かにお米と向き合ったからか、心が穏やかになる美味しさがあります。おこげもすごくいいアクセントになっていて美味しい」
デスクで「炊きたて」ご飯
もう1人のコメ担当・石田さんが教えてくれたのは、ランチにピッタリの“美味しい食べ方”。
「こちらです」と出してきたのは“お弁当箱”のような容器ですが、触ってみると…

杉山アナ:
「温かい!というよりは、少し熱いに近い。フタをあけると、おお~湯気が!」

実はこれ、持ち運びもできる“卓上型の炊飯器”なのです。
幅24cm×奥行12cm×高さ9cmほどの「超高速弁当箱炊飯器」(小林薬品/4980円)は、お米と水をいれてスイッチを押せば、約20分でご飯が炊きあがるというアイテム。
最大炊飯量は1合。ただ、湯気が出るとデスクで目立ってしまうのでは…?

農産局穀物課・石田嘉郎さん:
「隣近所の席から『もうお昼の準備をしているのか』なんていう…そういうこともあります(笑)」