国は、13年ぶりに南海トラフ巨大地震の被害想定を見直し、公表しました。
愛媛県内の死者数は前回2012年の想定から倍増し、およそ2万4000人に上ると報告されています。
国が公表した南海トラフ巨大地震の新たな被害想定によりますと、愛媛県内では震度6強から7の揺れが観測され、最悪の場合、建物はおよそ20万4000棟が全壊または焼失する見込みだということです。
また、県内の死者数は前回2012年の想定から倍増し、最大でおよそ2万4000人に上ると推定されています。
最も多い死因は「津波」で、1万6000人となっています。
愛媛県内で想定される津波の最大の高さは、伊方町で20メートル、愛南町で17メートル、宇和島市で13メートルなどと見込まれています。
また、津波による人的被害が増える目安とされる30センチ以上の浸水面積は、西条市で1630ヘクタールと、前の想定の100ヘクタールから大幅に拡大しています。
愛媛大学防災情報研究センター 二神透副センター長
「死者の数からみると、耐震化の効果がかなり出てて建物倒壊で亡くなる人の数が減っているんですが、やはり県内においては津波でこれだけの方が亡くなるという想定ですので、とにかく沿岸部では津波が来るということを想定して、早めに逃げるということを徹底していくことが大事だと思います」
注目の記事
「今夜(12日)日本でもオーロラが見える?何時ごろ?どの方角?」太陽フレアの影響で北海道でもオーロラ観測 過去には「大規模な通信障害」も GPSの精度が下がる?

高市政権の物価高対策に野党から不満の声 与党は“物価高対策”を提言「重点支援地方交付金」とは【Nスタ解説】

20歳の娘は同級生に強姦され、殺害された…「顔が紫色になって、そこで眠っていました」 女子高専生殺害事件 母親が語ったこと【前編】

「ChatGPTと結婚しました」AIからプロポーズされ結婚式を挙げた女性(32)「相談していたら親身になってくれた」一方で葛藤も…【岡山】

「タバコがクマ対策に使える?」「大声を出すことは有効?」クマによる人的被害を防ぐ基本のQ&A 正しく知って無駄な衝突をしないために

デマと誹謗中傷飛び交った宮城県知事選「悪行14選」拡散した男性は? 誤情報でかすんだ政策論争【報道特集】









