五穀豊穣や大漁を祈願する旧暦3月の伝統行事「サングヮチャー」がうるま市の平安座島で執り行われました。平安座島では旧暦3月3日から3日間、100年以上にわたって受け継がれている島最大の年中行事「サングヮチャー」が行われています。

中日となる1日、午後からニライカナイの神がいるとされる東の海に向かって島の人達が道ズネーする「ナンザモーイ」が行われ地元の中学生が担いだタマンを模した神輿などで集落を練り歩きました。

そして浜辺から約400メートル沖合いにある岩礁「ナンザ」を目指し海へ。「ナンザモーイ」は島の安泰と発展を祈る重要な儀式で参加した約100人は膝まで海水に浸かりながら浅瀬を渡りことし1年の健康などを祈願していました。