きょう(4月1日)から新年度です。岡山県内でも多くの行政機関や企業などで、新社会人たちが新たなスタートを切りました。

岡山県庁の辞令交付式には、真新しいスーツに身を包んだ新入職員が出席しました。今年度新たに採用されたのは185人。昨年度の退職者が多かったこともあり、過去20年間で最多となりました。

伊原木知事は「平時も非常時も県民のためにベストを尽くせる組織が岡山県庁です」と訓示し、新入職員は気を引き締めていました。

(農林水産部配属 高田夏妃さん)
「農林水産は県民の生活の中でも重要な部分を担うと思うので、県民の皆様に寄り添っていきたい」

(教育委員会事務局配属 三宅祥央さん)
「地元の良さというのは、まだまだ全国に発信できるも多いと思うし、もっと良くなると思うので、自分も少しでも力になれたらなと思う」

一方、岡山トヨペットなど12社で構成される「SUENAGA Group」は、岡山市北区で合同入社式を開きました。

(末長一範代表)
「常に挑戦する姿勢を大事にしてください。それこそが明るい未来に向けての解決策だと思います」

今年はグループ12社のうち7社に81人が採用されました。

(岡山トヨペットに入社 藤岡昴正さん)
「早く一人前になって先輩方やお客様に頼られる整備士になりたい」

(トヨタL&F岡山に入社 船越万由さん)
「すごく緊張するんですけど、いち早く会社の即戦力として働けるように頑張りたい」

天満屋グループは13社合同での入社式です。79人の新入社員が一堂に会し、各社の社長らから辞令を受け取りました。

また、女子陸上競技部には、政田愛梨選手が新たに加入。今後の目標を高く掲げました。

(女子陸上競技部 政田愛梨選手)
「将来チームの先輩方のように世界で活躍できるような選手になりたいと思う」

新たな環境でスタートを切った新社会人。希望を胸にそれぞれの場所で業務に励みます。