長野県内の2月の有効求人倍率は1.29倍で、前の月をわずかに上回り、7か月ぶりに上昇に転じました。

長野労働局によりますと、県内の2月の有効求人倍率は前の月を0.01ポイント上回る1.29倍で、7か月ぶりに上昇に転じました。

一方、新たな求人数は1万5724人で、前の年の同じ月に比べ4.8%減りました。

産業別では「不動産業」とレンタルやリースなどの「物品賃貸業」が前の年の同じ月を32.4%上回った一方、「金融業」「保険業」は22.1%下回りました。

長野労働局では雇用情勢を22か月連続で「堅調に推移している」と判断した上で、「物価の上昇などの影響を注視する必要がある」としています。