最悪の場合、死者はおよそ29万8000人、経済被害は国家予算の2倍を上回る270兆3000億円。南海トラフ巨大地震の被害想定について政府が新たな報告書を公表しました。
南海トラフ巨大地震は30年以内に80%程度の確率で発生し、甚大な被害を出すとされています。
きょう(31日)政府が公表した報告書によると、最大クラスの地震が発生した場合、全国のおよそ3割が非常に強い揺れや津波に襲われます。
津波については、高知県黒潮町と土佐清水市に34メートル、静岡県下田市に31メートルなどの巨大津波が想定されたほか、これまで想定されていなかった福島県にも最大4メートルの津波が到達するとされました。
人的被害が増える目安とされる浸水深30センチ以上の面積は、前回の想定よりおよそ3割増えたということです。
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