多くの子どもたちが悩みを抱えている食物アレルギー。その原因となる卵や小麦など特定原材料8品目を使わない子ども食堂が4月、松江市に開設されることになり、31日、試食会が行われました。
カボチャのペーストを使った生地で包んだオムライスに、米粉で揚げたアメリカンドッグ。こちらの料理、すべて特定原材料8品目を使っていません。
アレルギー料理研究家の上田まり子さんは、よりたくさんの子どもに、安心しておいしい料理を楽しんでもらおうと、アレルギー対応の子ども食堂「のあれキッチン」を来月、松江市内で開設します。それに先立ち、きょうは試食会が行われました。
試食した人は
「(オムライスが)卵みたいだった」
「「絶対、除去されてますよ」というのは、すごく安心して食べられる」

のあれキッチン 実行委員会 アレルギー料理研究家 上田まり子さん
「アレルギーの人だけに食べてもらいたいではなくて、本当にいろんな人に知ってもらって。アレルギー対応の料理が美味しくないってイメージもあると思うが、そういうのも払拭していけたら」
のあれキッチンでは、特定原材料8品目に加え、すべてのナッツ類も使用せず、これにより、食物アレルギーを抱える人のおよそ70パーセントに対応できるということです。
のあれキッチンは、4月12日オープン予定です。














