今年度最終日の31日、県庁では知事から退職者に辞令が交付され、家族や同僚が長年の功績を労いました。県庁で開かれた辞令交付式には今年度で退職する57人のうち45人の職員が出席し玉城知事から辞令が交付されました。
玉城知事は「沖縄県の振興・発展と県民福祉の向上にご尽力いただき心から感謝を申し上げます」と述べ、退職者の長年にわたる功績を労いました。
▼新城光雄さん「ハブクラゲを担当した時に酢をかけるというのが全然浸透していなかったものですからそれを県民に浸透させる、そういった仕事をして平成10に死亡例が出て以来死亡事例が出ていないので、それはとても良かったのかなと思っています。家族に感謝の気持ちですね。あと仕事をするうえでも上司と同僚と後輩と大変恵まれて、素晴らしい仕事ができたと思っています」
▼娘「父は本当に昔から楽しそうに仕事しているのが印象に残っていて、なので私も将来仕事は楽しいものなんだなと感じられたのは父のおかげなのかなと思っています。37年間、本当にお疲れさまでした」
▼照屋忠敏さん「定年退職って全然実感なかったんですけど、ここにきて知事からの訓示を受けて、僕は38年務めたんですけど、今日本当に退職だなと実感が。子ども、孫、元同僚たちも色々な花束(を持って)かけつけてくれて、非常にうれしく思っています」
▼妻「お疲れ様でした。長い公務員生活頑張ってくれたので、子どもたち、孫たちも大きく広がって、末広がりで県庁で働けて本当に良かったです。お疲れ様です」
県警察本部でもセレモニーが開かれ退職者の同僚や家族が駆け付け長年の労をねぎらいました。
▼浦添署刑事一課 神谷義正さん「妻に毎日弁当を作ってもらって、本当に感謝の気持ちです。気持ちがあって43年間勤めあげることができたと思う」
▼妻「43年間、長い間お疲れさまって伝えたいです。ありがとうございました」
▼元那覇署警務課長 又吉克也さん「晴れ晴れとしております。ありがとうございました」
▼娘「小さい頃から父の仕事に対する姿勢だったり、情熱は傍で見ていてかっこいいなと思っていました」
退職者たちは後輩らにあたたかく見守られながら職場をあとにしました。