かつては那覇3大祭りの一つとされていた「じゅり馬すねー」が30日、那覇市で行われました。コロナ禍を挟んで5年ぶりに開催された「じゅり馬まつり」。旧暦1月20日の「旧廿日正月(はちかそうがち)」に合わせ、五穀豊穣や地域の商売繁盛を願う伝統行事です。
30日はあいにくの雨で室内での開催となりましたが、かつて辻に住んでいた遊女=「じゅり」たちの幸せを願った「じゅり馬すねー」では紅型衣装と馬の飾りを身にまとった90人が参加し、華やかな舞を披露しました。
▼那覇市辻自治会 砂川英昭 会長「この特異な格好だったり世界に類を見ないというかそれを認めてもらって地域の活性化につなげたいというところです」
中々見られないユニークな演舞に、訪れた人も感慨深く見入っている様子でした。