警察官が日ごろから訓練を重ねている「逮捕術」を競う大会が3年ぶりに大分市で開かれました。

(日田警察署地域課・山本和樹さん)「日ごろ錬磨した技術と武力を十分に発揮して正々堂々と試合することを誓います」

この大会は警察官が犯人を取り押さえる逮捕技術の向上を目的に県警本部が実施しています。19日は大分県内15の警察署からおよそ170人の警察官が出場。選手は団体戦と個人戦にわかれて、手に何も持たない徒手や警棒を使って瞬発力などを競いました。

大分県警はこの大会を通じて「力強い警察官の育成と現場での迅速な犯人逮捕につなげたい」としています。

大会の結果、団体戦一部は大分南署、二部は佐伯署がそれぞれ優勝。女子個人戦は秦優希菜さん(大分南署)が優勝を果たしました。