沖縄で採取した植物の種子から作られた燃料で、県内初となるフライトが行われました。

給油されているのは県内で採取され食用には適さない植物テリハボクとポンガミアの種子で作られた航空燃料・「SAF(サフ)」です。

通常使用する飛行機の燃料に「SAF」を混ぜることで、二酸化炭素の排出量の削減が期待されます。

J-オイルミルズと太陽石油は今月25日、日本トランスオーシャン航空の機体で「SAF」を混ぜた燃料をつかった県内初となるフライトを行いました。

日本トランスオーシャン航空 野口望社長
「沖縄で採れた原料を使い沖縄で作られ沖縄県内路線に入れられる。これは大きな意義のある話かなと思う」

J‐オイルミルズ 松本英三取締役常務執行役員
「沖縄で土地を借りて試験植樹をやって栽培のデータをとっていきたい」

日本トランスオーシャン航空はJALグループとして2030年度までに使用燃料の10パーセントをSAFに置き換える予定だということです。