高値が続いていた野菜。
農水省が発表している小売価格の全国平均の推移をみますと、1月13日の週は1kgあたり553円と、平年の3.37倍となっていた価格が徐々に下がっていき、3月17日の週になってようやく300円台にまで下がりました。
レタスは1玉100円、長ネギは3~4本で150円と、値段が落ち着き始めています。

一方で、新潟では“田植え”のシーズンを迎えると再び高騰する可能性もあり、今がお買い得かもしれません。
実際の値段を、中村青果(新潟市西区)の中村イト子店長に伺いました。
【中村青果 寺尾店 中村イト子店長】
「キャベツも1個150円くらいで売られるようになった」
「今まで300円・400円でしたけど、今は半分の値段です」

1月に同じ店舗を取材した際には、キャベツ1玉が消費税別で298円と、倍近くの値段でした。
「気温が一気に上がりましたし、雪もとけてきたので…」
「野菜も新物が出て、いっぱい量が出てきた」

これまで野菜の高値に悩まされてきた街の人も、ひとまずは安堵しています。
「キャベツじゃないもので何とかしのいでいた」
「最近ようやく値段下がってきて、買いやすくなってきたかなと」
「以前は買いたいが野菜あっても高くて手が出ないかなということはあった」
「子どももいるので、すごく安くて助かるなって」

この先もしばらく値段は落ち着く見込みだということですが、新潟ではこれから迎える田植えのシーズンになると再び高くなる可能性もあるということです。
【中村青果 寺尾店 中村イト子店長】
「そのころになると野菜がちょっと減るかもしれない」
「田植えで忙しくなると、農家の方も結構仕事がいっぱいあるから、野菜を出せない人もいます」
まさに、今がお買い時!と言えそうです。