県の3月1日現在の人口がきょう発表され、山形県の人口は2月よりおよそ1400人減って100万4507人となりました。

これまでの人口の推移から、近く100万人を割り込む可能性が高くなりました。

県の調査によりますと、3月1日現在の山形県の人口は2月より1419人減って100万4507人となりました。

子どもの生まれた数が344人だったのに対し、亡くなった人の数が1482人となり、自然な人口の増減がマイナス1138人。

さらに山形県に転入してきた人が755人だったのに対し、県外に転出した人が1036人となり、社会的な人口の増減もマイナス281人となったことが、人口が減った主な要因です。

市町村別でみると、人口が増加したのは戸沢村のみで、そのほかは横ばいか減少しました。

これまでの人口の推移を見ると、3月と4月は進学や就職で人が動く時期で、自然減と社会減を合わせて去年はおよそ4000人が減少しています。

こうした状況から、早ければ2か月ほどで、また遅くとも数か月以内には山形県の人口が100万人を割り込む可能性が高くなりました。