県は1月4日に立ち上げた豪雪対策本部について、農業被害等対策連絡会議に移行し、大きな被害が出たリンゴの生産者などへの支援を行っていくとしています。
豪雪対策本部は、1月4日に12年ぶりに設置され、津軽の10市町村に災害救助法を適用し、屋根の雪下ろし支援など505件に対応しました。
この間、除雪作業中などで10人が亡くなり、建物の被害は553件に上っています。
宮下知事は組織の移行に当たりこの教訓を踏まえ、新たな対策を含めて検討してほしいと指示しました。
青森県 宮下宗一郎 知事
「豪雪対策本部から農業の対策本部に切り替える。農業被害等対策連絡会議に移行することになっていますが、まだ被害の全容が明らかになっておりません。これから速やかに調査を開始していきますが、特にリンゴ園が大きな被害が出ているということです。これを措置するための作業用機械の借り上げに要する経費の補助事業をこれから開始していきたいと思います」
青森県は、4月1日に1回目の対策連絡会議を開くことにしています。