アメリカのオープンAIが発表したチャットGPTの新たな画像生成機能を使い、スタジオジブリの作風に似せた画像を生成し、SNSに投稿することが流行しています。ただ、著作権上の懸念も指摘されています。

オープンAIは25日、チャットGPTで画像を生成できる新たな機能を有料サービスの利用者向けに提供することを発表しました。

新たな機能では画像をアップロードしたうえで、「スタジオジブリ風」などと、作風を指示して画像を生成することが可能になります。

SNS上には、アメリカのトランプ大統領とウクライナのゼレンスキー大統領の会談や、トランプ大統領が去年、銃撃を受けた直後の様子をスタジオジブリの作風に似せて生成したものが投稿されています。

オープンAIのサム・アルトマンCEOも、SNS上で自身のプロフィール写真を「ジブリ風」のものに変えています。

こうしたなか、アメリカメディアからは、オープンAIがスタジオジブリの作品をAIに学習させているのではないかとの指摘が出ていて、今後、著作権問題に発展するおそれもあります。