岡山県南部の山林火災は、発生からきょう(27日)で5日目です。勢いは弱まってきているものの、なお燻っている状態で、生活や経済活動への影響も長引いています。

きょう(27日)も朝からヘリが飛び交い消火活動を続けています。岡山県南部で今月23日に発生した山林火災は、きょうで5日目。空から見た現場に変化がありました。

こちらは発生2日目の映像です。あちらこちらで火柱が立ち、濃い煙に包まれていました。

そしてきょう(27日)午前10時過ぎ、炎は見えず煙の量はかなり少なくなっています。

焼損面積は約565ヘクタール。県内の山林火災としては記録が残る中で最大となりました。

(JNN取材団 藤原能記者)

「山林火災の現場から近いコンビニエンスストアは現在火災の影響で休業となっています」

火災現場の西の端から2キロほどの場所にある焼肉店では…

(七輪焼肉 岩勝浅井勝店長)「キャンセルが何件かあった。『火事が怖いんでこっちに渡りたくない』みたいなので」

地域の経済活動にも影響が及んでいます。