宮城県によりますと、3月23日までの1週間に県内55の定点医療機関で感染性胃腸炎と診断された人は427人と、前の週より95人少なくなり、5週ぶりに減少しました。

1医療機関あたりの感染者数を保健所別にみると、すべての地域で感染者数が減りました。ただ仙南で16.5人と、警報を続ける基準の12人を超えたため、県は全域に警報を発表しています。感染者数は依然多い水準にあり、県は「石けんでの手洗いなど感染対策を徹底してほしい」と呼びかけています。