岡山県では過去最大規模の林野火災か

(JNN取材団 藤原能記者)
「南区阿津にきています。私のいる場所から400メートルほど直進方向に炎が確認できています。現在も消防隊による消火活動が続けられています」

火災発生から4日目になりますが、いまだ鎮圧のめどは立っておらず、午後2時の時点で焼損面積は約546ヘクタール。岡山県によりますと、林野火災としては統計が残っている1965年以降では過去最大規模の被害を見込んでいます。

(住民)
「(昨夜)12時前後でも山肌を火が上っていくのが見えた人為的に(消火を)するといっても限度がある」

そして、先ほど午後4時、岡山市南消防署の末友消防司令長が現場での活動状況などを報告しました。

(岡山市南消防署 末友裕二消防司令長)
「民家周辺の危ない箇所そこを重点的に24時間態勢で警戒しています。市民の皆さんに対して早く消すと、生活に対する不安を払しょくしたいというのが強い思いであります」

岡山市消防局によりますと、30~40か所で煙が上がっていることなども確認されているということです。