発生から4日目(26日)を迎えた山林火災です。岡山市はおとといの時点で小康状態としていましたが、その後も延焼していて、岡山県での林野火災としては過去最大規模の被害となる見込みです。これまでに分かっている被害状況をまとめました。

(和泉砂絵記者)
「玉野市の北方地区です。あちらの小学校の裏手の山でも赤い炎と白煙が立ち上ってどんどんと拡大しているのが確認できます」

(避難した住民)
「こんなに近くで(火災は)初めてですね。夕方から風がビューッと吹いて、そこからどんどん広がったみたいですね」
「最初の出火場所が何キロか離れていたからまさかここまで来るとは思っていなかった」

きのう午後9時ごろ、住民の生活圏のすぐ近くでも、大きな炎が上がっていました。岡山市はおとといの時点で火災は小康状態としていましたが、きのうも各地で火柱が上がり、昨夜、岡山市南区の627世帯と玉野市の464世帯に避難指示が出されました。