去年1年間に警察に届けられた拾い物は約6万件あり、このうち現金はあわせて1億300万円に上りました。

警察によりますと去年1年間にあった遺失届、いわゆる落とし物の件数は1万5162件で、前の年より401件減少しました。

約6割が証明書類やカード類だったということです。

一方で拾得物=拾い物は6万532件と前の年より4648件増加し、このうち現金は約1億300万円に上りました。

大型ショッピングセンターや駅などで拾われるケースが多く、駅のトイレでは手提げカバンに入った現金200万円が見つかり持ち主に返されました。

また青木ヶ原樹海で体長約40cmのリクガメが見つかり、警察に届けられたケースもあったということです。

山梨県警本部

拾い物の半数以上が持ち主に返還されていることから、警察は落とし物をした際には最寄りの警察署や交番などに届け出るよう呼びかけています。