法曹界への関心を高めてもらおうと、現役の検察官や弁護士らが中高生たちに仕事の魅力を伝えるセミナーが開かれました。
きょう都内で開かれたのは、春休みの中高生を対象とした「刑事司法セミナー」です。およそ60人の生徒の前に、現役の警察官のほか、裁判官や検察官、弁護士らが登壇し、強盗傷害事件を題材に事件発生から犯人が更生するまでに、それぞれの専門家が果たす役割や仕事の魅力を語りました。
セミナーに参加した高校1年の女子高校生は、「検察官の仕事に興味がわきました。被害者との話を通じて事件を解明していく姿が格好良いと思いました」と話していました。
セミナーを主催した団体の熊田彰英弁護士は、「中高生たちの刑事司法に対する関心や真剣さは予想以上だ。刑事司法を体感できる機会をさらに作り、子どもたちの関心を高めていくことが大人の役割だと思う」と話していました。
注目の記事
1歳半から里親家庭に「自分は何も悪いことしていないのに…」心を閉ざした幼少期 19歳女性が看護師の夢と自立へ一歩を踏み出す

「ご父兄ですか?何か一言を」無神経にマイク向けるマスコミへ怒り 「助かる見込みはありません」医師の非情な宣告 附属池田小事件で娘奪われた遺族が『超混乱期』振り返る【犯罪被害者支援part1/全4回】

小野田紀美大臣 外国人政策「ルールを守って暮らす外国人の方々が、風評被害を受けないように」「排外主義的なことをやっているのではない、理解を」【国会報告】

箱根駅伝2連覇ランナーのその後…名門・青山学院のアンカーが選んだ「第二の人生」恩師・原晋監督もエール【アスリート引退後の決断・前編】

「車が横転し、白煙が...」その時 “互いに見知らぬ3人の男性” が救出に向かった!その後 車は炎上「九死に一生の救出劇」とは【前編】

「強く抱きしめると痛いのでは…そっとなでることしかできなかった」 男3人に拉致、殺害された一人娘 顔には多数のあざや傷、血で固まった髪の毛 【2007年・闇サイト殺人事件 前編】









