旧統一教会への解散命令を受け、25日夕方、富山県内の元信者の女性2人が取材に応じました。

元信者の女性Aさん
「聞いた瞬間は本当にうれしく思いました。統一教会に対する解散命令が出たことについて被害をうけた当事者として心より感謝を申し上げます」

元信者の女性Bさん
「本日の解散命令によって、統一教会によるあらゆる被害が未来永劫にわたって根絶され、すべての被害者の救済のための大きな一歩となることを心から願っています」

2人は富山県内の同じ教会に通っていて、それぞれ壺などの物品購入や多額の献金などをしていましたが、安倍元総理の銃撃事件をきっかけに教団を脱会。

教団との交渉を経て過去の献金も教団から取り返しました。

2人は解散命令を求めて、おととし9月に国会のヒアリングに出席し文化庁の職員らを前に悪質な献金の手口などについて証言しました。

元信者の女性Aさん(2023年9月)
「家庭が幸せになるためには先祖の因縁を解決しなければならないとそれまでいわれ続けてきたのでそうするしかないと思って。私が息子のお金に無断で手をつけたことで息子には本当に申し訳ないことをしたと思っています」

元信者の女性Bさん(2023年9月)
「もし宗教の勧誘だとわかっていれば最初から断っていたはずです。統一教会の解散命令請求を速やかに行ってくださることを強く願っています」