全国選抜高校大会・女子団体の決勝 野田学園・女子テニス部が挑みました。

永岡克也アナウンサー
「福岡県の博多の森テニス競技場にやって来ました。8大会ぶりの優勝を目指す山口の野田学園。対するは昨年度準優勝で、初優勝を目指してチームを作ってきた大阪・大商学園です。この強敵を相手に、新チーム最初の全国大会で優勝を勝ち取ることができるでしょうか」

選抜大会の団体戦は、シングルス3試合、ダブルス2試合の5試合のうち、3勝したチームの勝利となります。

野田学園はシングルスで頼れるキャプテン、2年生の上方璃咲。

セットカウント2対0のストレート勝ちで、チームに最初の勝利をもたらします。

その後、ダブルス1試合を落としますが…もう1つのシングルス・川崎このは。


第1セットを奪われ、後がない状況から見事、逆転勝利。

野田学園が2勝1敗とし、優勝に王手をかけますが…

2つ目のダブルスも敗れ勝負の命運は、最後の第3シングルスに委ねられます。

野田学園は2年・原田萌衣、真っ向勝負のラリー戦を繰り広げます。

しかし、最後は押し切られ、野田学園は惜しくも敗退。

8大会ぶり2回目の優勝とはなりませんでした。

野田学園 上方璃咲キャプテン(2年)
「夏から隙をなくそうとしていたんですけど、大事なところでその差が出たなと思いました。夏のインターハイで今度は金メダル取れるように頑張りたいと思います」

26日は個人戦シングルスが行われ、野田学園からは川崎このは選手が出場します。