青森地方気象台は、25日午前9時に青森市の積雪が「ゼロ」を観測したと発表しました。年明け初めての積雪ゼロは、2024年より39日遅い観測です。

青森市花園の気象台の観測地点で、25日午前9時に積雪ゼロを観測しました。

年明け初めての積雪ゼロは、2024年の2月14日より39日遅く、過去10年では2番目に遅い観測です。

青森市は、2月23日に150cmの最大積雪を観測しましたが、約1か月かけて積雪が「ゼロ」になりました。

一方、25日の県内は朝から春めいた陽気となり、冬の後始末とともに春に向かう風景が見られました。

河村庸一　キャスター
「歩道にはまったく雪がありません。こうした中、雪囲いを外す作業が行われています」

県庁の敷地にある雪囲いが外されたほか、コートを脱いで通勤に向かう人も見られました。

県内はこのあと気温が上がり、八戸で19℃などと「4月上旬～5月中旬並み」となる見込みです。