赤磐市長選挙はきのう(23日)投開票が行われ、新人で前の副市長の前田正之氏が初当選を果たしました。議会で激しい論戦が続いてきた「コストコ誘致」を含めた新拠点の整備はどのように進むのでしょうか。
(前田正之氏)
「バンザイ、バンザイ、バンザイ」

任期満了に伴う赤磐市長選挙は、新人の前田正之氏が1万1665票を得て初当選を果たしました。
(前田正之氏)
「おはようございます、おはようございます」
一夜明けたけさ(24日)、市中心部の街頭に立ち、市民に改めて当選の挨拶をしました。
今回の選挙戦で一番の争点になったのが…
(小山昌克記者)
「ここに広がる土地に、2026年から2028年をめどに整備予定、の新拠点構想の進め方についてです」
山陽インターチェンジにほど近い河本・岩田地区。会員制スーパー「コストコ」の誘致の話も含めた新拠点整備の進め方については、議会で激しい議論が続けられてきました。

スピード感を持って進めたいとしてきた現職・友實氏に対し、前田氏は「誘致自体に反対ではない」としながら選挙戦では、「急ぐあまりに議会や市民への説明が十分でない」と批判してきました。
(赤磐市長に当選した前田正之氏)
「市民の方も、本当に注目をいただいている大きなプロジェクト事業だと思っています。多くの方々に賛同いただく、何をやっていくのが市民も皆さんにとって一番良いのか、議会の方に協議をして、準備をしっかりして、優良な企業、優良な大型商業施設を是非とも呼びこみたい」