23日に千秋楽を迎えた大相撲春場所で、うるま市出身の美ノ海(ちゅらのうみ)が11勝目を挙げ敢闘賞を受賞した。県勢の三賞獲得は初の快挙。
千秋楽を10勝4敗で迎えた美ノ海は最後まで優勝争いに絡む活躍で、関脇大栄翔との一番を制すれば、三賞のひとつ「敢闘賞」の受賞が確実とされていた。
立ち合いは大栄翔の強烈な突きで起こされた美ノ海は、うまくいなすと攻勢に転じて低い姿勢で攻め続け、最後は押し出して勝利をつかんだ。
1場所での11勝はこれまで美ノ海の自身の最高だった10勝を上回る好成績。
