世界平和統一家庭連合、旧統一教会が23日、全国一斉で街頭活動をおこない、教団の解散命令請求は「人権侵害だ」と訴えました。
このうち富山市では信徒8人が演説し、旧統一教会が反社会的組織ではないことや信仰の自由の妨げは人権侵害だと強調。旧統一教会は解散請求の要件を満たさないと訴えました。
旧統一教会をめぐっては、安倍晋三元総理が殺害された事件をきっかけに、「高額献金問題」などが注目されました。
これに対し文科省は解散命令の要件である、「法令に違反して著しく公共の福祉を害したと明らかに認められる行為」があったと判断し、解散命令を東京地裁に請求。

一方の教団側は全面的に争う姿勢を示していて、25日にも東京地裁が判断を示すとみられています。
