世界無形文化遺産に登録されている「モンゴル民族音楽」のコンサートが、大分県別府市で開催され、伝統的な歌や演奏が披露されました。
このコンサートは、モンゴルの文化と伝統に触れてもらおうと、別府市制100周年記念事業として開催されました。会場となった別府市公会堂では日本をはじめ、世界で活躍するモンゴルの音楽家や舞踊家5人が登場。伝統的な喉歌「ホーミー」や、弦楽器の「馬頭琴」を使った音楽など合わせて12曲が披露されました。

また大分出身の滝廉太郎が作曲した「荒城の月」が馬頭琴で演奏されるなど多彩な音楽で観客を魅了しました。
(観客)「迫力も違いますし、馬頭琴をもっと近くで見てみたい」「ホーミーが声が出ていてすごかった」「大地を想像できる。本当に感激しています」「すごく懐かしい感じがしました。もしかしたらモンゴルに生まれたことがあるのかなと思いました」
モンゴル民族音楽コンサートは21日宇佐市で、22日は九重町でも開催されます。