19日、松江市にある島根原発2号機で男性社員が右手首を切るけがをし、救急搬送されました。
命に別状はなく、この事故による放射性物質の流出はないということです。

けがをしたのは20歳の男性社員で、19日午後11時ごろ、島根原発2号機原子炉建物内4階放射線管理区域内のオペレーティングフロアで空調機器の起動確認をしていた際、誤って回転部分に手が触れてしまい、右手首を切ったということです。
男性社員は救急搬送されましたが、命に別状はありません。

この事故による放射性物質の流出はなく、島根原発2号機も通常に運転されています。

中国電力ではけがの詳細や事故の原因などを調査中です。