JR東海は東海道新幹線のグリーン車に半個室タイプの座席を導入することを発表しました。まるで“新幹線のファーストクラス”のような座席になるようです。
東海道新幹線に「半個室席」 上級クラス座席導入へ

良原安美キャスター:
JR東海の東海道新幹線に上級クラスの座席が導入されることが発表されました。
半個室タイプで、全6席となっています。レッグレスト付きのリクライニングシートで、通路と座席の間に鍵付きの扉が付いています。座席は回るので、ペアで楽しむこともできるそうです。
サービス開始時期は2027年度中を予定しています。サービス内容や価格などは決まり次第、発表されるということです。
ホラン千秋キャスター:
1つの空間に3つ席があるということですよね?
良原キャスター:
そういうことです。
上級クラスの座席を既に導入している新幹線もあります。

JR東日本では2011年から、東北・北海道新幹線、北陸新幹線、上越新幹線などで「グランクラス」という座席が導入されています。1車両に18席だけ、専任のアテンダントが軽食などをおもてなししてくれます。(飲料・軽食なしの場合は異なる)
北陸新幹線の場合、東京駅-金沢駅間の一人当たりの片道料金(乗車券+特急券+特別料金)は2万5040円~となっています。普通の指定席だと約1万4000円ほどなので、プラス1万円ほどでグランクラスに乗れます。