アメリカとロシアの首脳電話会談で、ロシア側がウクライナのエネルギー施設などへの攻撃を停止することを受け入れた一方、「30日間の一時停戦」では合意に至らなかったことについて、林官房長官は今後の展開を引き続き注視する考えを示しました。

林官房長官
「米側発表によりますと、今後全面停戦、恒久和平の実施等に向けた技術的協議を開始することとされておりまして今後の展開を引き続き注視する必要があります」

林官房長官はきょうの会見でこのように述べ、一時停戦の合意に至らなかったことについては評価を避けました。

その上で、ウクライナの平和実現に向けて「ロシア側の前向きな対応を強く期待する」と述べ、引き続きアメリカをはじめとする関係国と連携していく考えを示しました。