沖縄県内のスーパーなどにプライベートブランドの商品を供給している福岡の企業が販売価格を不当に拘束した疑いがあるとして、公正取引委員会は独占禁止法違反容疑で警告を行いました。

公正取引委員会によりますと、独占禁止法違反の疑いで警告を受けたのはプライベートブランドの商品開発をしている九州シジシーです。

九州シジシーは県内のスーパーなどの小売店に対しCGCのロゴが入ったプライベートブランド商品を供給していますが、店頭で販売する際の最低価格を設定することに同意を得ていた疑いなどがあるということです。

さらに小売店がその最低価格を下回って販売していた場合には価格を引きあげるよう要請していたということです。

公正取引委員会はこれらの行為が独占禁止法の「再販売価格の拘束」にあたるとしています。

警告を受けた九州シジシーは「警告を真摯に受け止め、再発防止に努めます」とコメントしています。