宮城県石巻市の離島、金華山にある黄金山神社で18日から始まった「巳歳御縁年大祭」。弁財天を守護神とするこの神社では、その使いの蛇に因んで、12年に一度、巳年に大祭を行い、御本殿の扉を特別に開いています。

18日の神事では、巫女による舞いも奉納され、県の内外からおよそ200人が参列しました。
東京からの参拝者:
「自分も巳年なのでぜひ参加したいと思ってきた。荘厳な祭りだと思う」
兵庫からの参拝者:
「12年に1度扉が開いて神様が来ているので、その間近まで行って良かった」

金華山黄金山神社 西村強禰宜:
「12年前は震災後間もなかったので今のような船の便数、参道も崩れていたが皆さんの支援で復興することができたので、そういう姿も見てもらえれば」
金華山黄金山神社では、神の使いとされるシカも参拝者を出迎えています。「巳歳御縁年大祭」は2025年10月末まで続き、毎日、御本殿の扉が開帳されます。