点字ブロックの必要性を多くの人に理解してほしい

実際に視覚に障害がある人と岡山駅前の通りを歩いてみました。

(木村健三さん)
「点字ブロックの端を杖の先で探りながら歩いています」

岡山市に住む木村健三さんです。網膜色素変性症という病気で、ほとんど物を見ることができません。

歩いていると・・・

(木村健三さん)
「(Qここから先、点字ブロックがない)一人で歩け言うたら怖いです、怖いんです。自転車や物とか、結構あったりするので」

大通りから少しでも外れると、点字ブロックのない道が多くありました。

(木村健三さん)
「(Qどういう場所になる)ひとりでは行けない場所」

点字ブロックの必要性について、より多くの人に理解してほしいと木村さんは訴えます。

(木村健三さん)
「(点字ブロックは)安全に移動するのに必要なとっても大切な道しるべだと思っています。皆さんがご理解をいただいて、ご協力をいただければと思います」

点字ブロック発祥の地、岡山から「皆が安心して歩ける道」を。点字ブロックタクシーは一台限定で、きょうから岡山市内を中心に走っています。