男子生徒は、3年後有名私大へ合格「公立に入っていたら今の大学に入っていなかった」
高橋さんが塾を経営して20年余り、不合格のその日から勉強を始めたのは、この男子生徒しかいないと言います。
フィットアカデミー 高橋昌義塾長
「自分が彼と同じ立場なら、その日に勉強することは出来なかった。初めての試練でつらい結果が出ていたのに」
この男子生徒は、高校でのスタートダッシュに成功、その後も勉強を続けた結果、3年後、見事に関西地区の有名私立大学へ合格。晴れて大学生になった後、この生徒は、高橋塾長にこういったと言います。
男子生徒「公立に受かっていたら、今の大学に入っていなかった」
高橋塾長「先生には、(不合格の日から勉強することは)絶対出来んかったよ」

高橋塾長は、今回、結果が出なかった人たちへこのように話します。
「これまで自分が積み重ねてきた努力を改めて認識してほしい。自信を持ってほしい。それを認識して次の目標を考えよう。今、辛かったらちょっと休んでもいい。結果だけにフォーカスしないで欲しい、(入試結果は)ゴールではないのだから」
高橋さんは、挫折から立ち上がって、再び挑戦することの大切さを教えてくれたあの男子生徒のことを合格発表の時期が来る度に思い出しています。