熊本地震で被災した熊本県益城町で進む土地区画整理事業で、新たに宅地17区画が承認され、これで全ての区画が承認されました。

益城町の土地区画整理事業は災害に強い町を目指し、中心部の約28.3ヘクタールを対象に道路や公園などの公共用地や宅地を整備しなおすものです。

〈28.3ヘクタールの内訳〉
▼宅地 19.5ヘクタール
▼公共用地(道路など) 8.8ヘクタール

18日の審議会の様子(益城町役場)

事業を進める県によりますと、18日の審議会で、これまでの宅地に代えて改めて土地を配置する「仮換地案(かりかんちあん)」について、新たに17区画が承認されました。

これで対象となる482区画全てが承認されたことになります。

約半数では、すでに地権者に引き渡され自宅の再建などが進んでいます。事業は2027年度に完了する計画です。