“商品券”配布は“永田町の常識”なのか?
井上貴博キャスター:
石破総理は、裏金問題などに対して敏感でお金にクリーンなイメージがあっただけに、やはり石破総理も“そっち”なのかと感じてしまいました。“永田町の常識”では、こういったことはよくあるのでしょうか。
TBS報道局政治部 中島 官邸キャップ:
最近は「商品券を渡した」という話を聞くことはあまりありません。ただ、石破総理も「昔そういうものをもらったことがある」としていたので、以前、例えば昭和の時代などには、あったのだろうと思います。
産婦人科医 宋美玄さん:
一般人の金銭感覚からは離れているのかなとは思います。商品券を受け取った新人議員は返還しているということで、新人議員の方が真っ当な感覚を持っているのかなという印象です。
もちろん良くないことではありますが、国会議員のみなさんにはもっと大事なことを議論していただきたいので、「徹底的に追及します」というのもどうなのだろうと思ってしまいます。
個人的には、高額療養費制度の負担上限額引き上げという提案が出たことさえ許せないと思っているので、今議論するべきことはもっとあると思います。この問題を、トップを変えてリニューアルするきっかけにしないで欲しいです。
齋藤キャスター:
高額な商品券は、慣習的に行われていた面もあります。

14日、過去にも商品券の配布があったのか問われると、石破総理は「常にそういう会合は少ないとお叱りを受けている人間でございますので、両手で数えて足りるか足りないかぐらいではないか」と説明しました。10回程度は商品券を配っていたのだろう解釈することができます。