子どもたちの自立を支援するRBCのチャリティーキャンペーンに寄せられた支援金が子どもたちに手渡されました。
様々な理由で児童養護施設や里親家庭で過ごす子どもたちは、児童福祉法のもと原則18歳で自立しなければならず、経済的な支援が課題となっています。
RBCは、2014年から子どもたちの自立を支援するチャリティーキャンペーン「応援18の旅立ち」を実施していて、11回目となる今年度は1020万円の支援金贈呈を決めました。

今年度寄付の対象となる子どもは34人で、1人あたり30万円の支援金が贈られます。
このうち那覇市の児童養護施設・石嶺児童園では今月14日、卒園生を送る壮行会が開かれ、園を巣立つ4人の高校生に支援金が手渡されました。
▼県内大学へ進学する卒園生
「新生活に向けてワクワクドキドキ、不安もちょっとあります。私は社会福祉士になって児童相談所で働きたいと考えています。子どもに寄り添えるような社会福祉士になりたいです」
▼県外大学へ進学する卒園生
「ひとり暮らしをする寝具や家具などを揃えるために使いたいと思います。国際学部に進学するので、自分が大好きな英語を伸ばしながら世界を駆け回ってみたい」
卒園生は、期待と不安を胸に人生の新たな一歩を踏み出しました。