本当にリュウグウノツカイなのか・・

リュウグウノツカイは、水深200メートルから1000メートルの深海に住む魚で、中には大きいものだと、体長10メートルを超えるものも。人前に姿を現すことが滅多にないことから「幻の深海魚」とも呼ばれています。
釣り上げられた魚は本当にリュウグウノツカイなのか…。
海洋生物に詳しい宮崎大学の村瀬敦宣准教授は

(宮崎大学村瀬敦宣准教授・海洋生物環境学)「目の上あたりから伸びている背びれが著しく長いというところでリュウグウノツカイではないか。まだ大人の形質がでてきていないので稚魚と呼ぶのが妥当かと思う」

生態がほんとんど解明されていないというリュウグウノツカイ。
村瀬教授によるとこのように釣り上げるのは全国的にも非常に珍しいそうです。
(宮崎大学 村瀬敦宣准教授)「広範囲に分布している魚なので日本列島のいろんなところにでてくる可能性のある魚ではある。おそらくなかなか釣り上げるという事例はめったにないのではないかと思うのでラッキーであるのは間違いない」


一説では災害の前触れとも言われる「リュウグウノツカイ」。
ただ、2人は良い知らせであってほしいと願っています。
(串間栄斗さん)「いいことがひとつ続いたのでこれからも悪いことではなくいいことが釣りもほかのことも続けばいい」
(藤川大和さん)「リュウグウノツカイを筆頭にいろんなレアものがいっぱい釣れたらいい」